平成29年度 錦江グループ 安全大会
- 株式会社錦江
- 2017年6月24日
- 読了時間: 4分
2017年6月24日 平成29年度 錦江グループ安全大会 を実施致しました。

1) 開会 株式会社錦江 代表取締役 山﨑 陽一 よりご挨拶

2) 安全衛生管理計画
本社部長・センター各所長、協力会社の代表様により今年度の目標・安全スローガン・安全衛生計画の発表がありました。




3) 講話 2名のゲスト講師をお招きし、ご講話いただきました。
◆ゲスト: 冒険家 山下 建一 先生
テーマ 『 冒険家から学ぶ危機管理 』


冒険家である山下健一先生がヨットやクライミングの数多い経験の中で培われてきた一瞬の判断力や、危機管理の仕方をもとに、私たちの現場で起こりうるトラブル発生時に問われる「対応力」をどう養えばよいのか、集中力について、視界と注意力の関係、恐怖心との付き合い方などわかりやすく解説いただきました。
人間はトラブルの状況下では「普段通りのこと」ができなくなってしまうため、「普段通りにすること」がいかに大事かがわかる。 毎日当たり前のことを当たり前にやり、それを常に癖づけておくこと、例えば、冒険の道具・装備は使った後には必ず同じ所に戻すなど、”何気ないこと”を常日頃から習慣づけること、「意識すること」がとても重要である。
『 安全は日常の意識の蓄積でつくられる 』 とお話くださいました。
◆ゲスト: 社会保険労務士 去来川 敬治 先生
テーマ 『 ヒヤリハット及びリスクアセスメントのやり方及びその重要性 』

日本のこれまでの安全管理は、結果(起きてしまった事故や災害)から対策を講じたり、結果の責任追及をする、というように
結果責任主義。二度と起こさないようにとしながらも起きた災害にだけ注目・反省し、対処が場当たり的で同じ危険でも違うプロセスのものやたまたま災害になっていないものは取上げられず、(危険のプロセスは無限にあるため)「危険」はなくならない。
これからの安全管理は、『 危険源の管理 ・・・ 未然防止の安全管理』 。
『 リスクアセスメント活動の展開 』 (あらかじめ仕事や職場の危険源を見つけ出し、災害プロセスに的確な措置を講じる)
① 危険性又は有害性の特定 ② リスク予測 (重篤度・可能性・頻度) ③リスク低減のための優先度の設定と措置内容の検討 ④リスク低減措置の実施
プロセスを明らかにすることで、災害発生条件を理解し、本質的改善対策を行い、プロセスを止めリスクを低減させる。
災害には至っていないが顕在化しているリスク管理のためのヒヤリ・ハットへの対策は重要。
危険源管理(未然防止の安全管理)により、改善の腕前が鍛えられ、その人たちによって働く環境が改善され、社会への安全・安心のレベルアップになり → 安全文化の醸成がはかられる
自主的にピンチを見つけ、チャンスに変える! ヒヤリハットやリスクアセスメントでリスク回避(改善)の達人になりましょう!
と講和いただきました。
講師の先生方、本当に貴重なお話をありがとうございました。
4) 安全への取り組み


安全への取り組みについて発表の後、大会前に撮影された「職人インタビュー~安全に対する心構え~とKY活動の様子」(約20分)の動画を鑑賞しました。
5) 協同組合チャレンジパートナーズよりお知らせ

組合を代表して監事より 、
事業協同組合の活動内容及び組合員募集について
お知らせを行いました。
6) 表彰式
優秀者表彰・緑会表彰・アイデア表彰が行われました


優秀職長 9名
優秀協力会賞 2社
優秀ドライバー賞 1名
センター功労賞 3名
朝礼最多出席賞 1名 皆さんおめでとうございました。 更なるご活躍を期待いたします。
7) 安全の誓い
緑会代表より安全の宣誓が行われました

8) くじ引き抽選会・当選発表
真剣姿勢の安全大会の最後には、皆さんお待ちかね!恒例のくじ引き抽選会が行われ、一気に会場内が和やかなムードに。
年々豪華さを増す賞品の数々に会場は大変盛り上がりました。

9) 閉会
本社常務より閉会のご挨拶

今年度も無事に安全大会がとり行われました。
ご来賓、参加された皆様をはじめ、大会開催を支えてくださった実行委員の皆さんありがとうございました。
今回も日本赤十字社様と連携して、会場敷地内に献血ルームを設置し、協力会社様他沢山の方々からご協力頂きました。
ご協力ありがとうございました。

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すべて表示令和4年4月吉日 協力業者各位 株式会社 錦 江 拝啓 春風が心地よいこの頃、貴社益々ご発展のこととお喜び申し上げます。 皆様方におかれましては日頃より安全衛生協議会活動に一方ならぬご協力を賜り 厚くお礼申し上げます。 さて、41期42期と新型コロナウィルス感染拡大防止の為...